Paca Kajero

うちの菜園の状況などを徒然に

2014総括


今年もあと1日になりました。
今日は年越しの食料の買出しや、Yさんのところのウシワーク、年賀状書きなどをしていますが、
比較的おだやかにまったりとすごしています。
冬くらいまったりすます。


今年は2月始動3月末から販売と早いスタートを切れたのですが、
一年を通してハウスのアブラムシに泣かされた年でした。
もっと早め早めに予防策を講じるべきでしたね。
春先の乾燥も影響したと思います。
アブラムシは一度出たら土の中で越冬して出続けるとのことなので、
様子を見つつ来年から対応したいと思います。
いくら有機資材と言ってもあまり強いものは使いたくないので、
あまり酷いようでしたらハウスでしばらく葉物を控えるという選択肢も残しておくべきかもしれません。


もう、さすがに手が回らなくなってきたのでこれで最後だと思いますが、
春のバタバタしている中、無理やり6棟目のハウスを建て、
でも、そのおかげで7月末から10月いっぱいまでコンスタントにある品質以上の果菜を出し続けることが出来ました。
が、ハウス内の水分管理がうまくいかず、一部の作物を良い状態に保てませんでした。
一番大事なところなので、もっとシビアにやっていく必要があるでしょう。


夏場のレタス、セロリは改良の余地あり。
単種のスイカは全然駄目でしたが、来年から5年くらい研究します。
中玉トマトは少し逃げているようなのでしゃくですが人気なのでやや増やします。
キャベツはもう少し改良の余地あり。
オクラは露地で栽培するめどがついてきたので、増やしていきます。
ズッキーニは今年全然駄目だったのですが、原因は分かっているので、来年からはまた採れだすでしょう。
秋口のカブ、大根は良いできでしたが、これをコンスタントに作れるようにしなくては。


***


お客さんは、おかげさまで、飲食店、個人の方とも昨年よりも大分増え、
ありがたいかぎりでした。
これからも、より高いレベルのものを創っていけるように精進します。


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WWOOFerさんがた、畑にお手伝いに来てくださるかた、友人も多く、
特にうちみたいな草だらけのところでは、ニンジン、豆類などはマンパワーがあると多いにありがたく、
大分助けていただきました。


家も無駄に広いので、もっといろいろな人が出入りできるようになるといいですね。
それは、僕の仕事が助かるというのではなく、
野良仕事だけをしていると、とても視野が狭くなって行ってしまう危険があるのですが、
人と話すこと、人に教えてもらうことが、農業や生活全てにおいて、僕にとって大事なことだからです。


本業?の農業だけでなく、イベントもぱらぱらやっていますが、
今年からやった、夏場のキャンプ、秋口のゆるやかなトリ絞めイベント共に、
もちろんそれだけではなく、
多くの人が集まり、適当にいろいろやっていく感じなもの、
それはイベントとしてではなく、最後には、ゆるやかなあたりまえの生き方としてやっていけたらいいな、
と思っています。


本業は、もちろんやるからには、より良いものを多くの人に手渡せるように邁進しますが、
それと同時に、自分がこの世界に取れるスタンス、
自分がこの世界に対し、これからの未来に対し、どういった表現ができるかを
少しづつではあるけれども考えて実践してしけたらと思っています。


  ryo