Paca Kajero

うちの菜園の状況などを徒然に

イメージするということ

旧知のKシェフといつも話すことなのですが、
ものを作る場合には、最後にある形をイメージすることが大事な要素の一つだと思っています。


料理人の場合には、最後の皿の盛り付けた状態、
百姓の僕は、まずは、最終的な野菜の形、味。


そして食べ物だけに、それに加え、
食べていただける人の姿や、使われた後の料理をイメージすることも大事だな、
とも思っています。


つい最近書いたことと矛盾するようですが、
見た目を気にしないのはあくまで僕の価値観であって、
それによって、僕がどうしようと勝手なのですが、
(時に人を不快にさせるかもしれないけれど、別にどうでもよいし、
なるべくならそうならないように人里に下りないようにしますが)
折角外で食事をしようという場合などは、
味とともに見目の美しさを楽しむという考え方も多いでしょう。


今日友人に紹介していただいた(前から顔を出したかった)レストランは、
味も勿論、その美しさに目をひかれました。


こういった最終的な料理の形に積極的に触れることで、
自分の中で、「どういう野菜をどういう風に使ってもらいたい」というイメージを作ることができます。


うちのような零細隙間産業農家は、
野菜作りだけではなくて、その使い方、
〜家庭で簡単に作れる料理は勿論、少しこった料理くらいまでは、
日ごろから勉強していく必要があると思っています。


だってさ、同じ野菜でも品種によって味も癖も違うし、
使い方も違うと思うんですよね。


独りだと、なんだか面倒で余り料理をしませんが、
忙しくなる前に、また夕食会でもしてレパートリーを広げようかな...


  ryo


と、育苗中のこの時期の遠方への外出、
そして今日のように雪が降ったり、かんかん晴れたりと変な天気の時には、
ハウスが気になって、ぜんぜん楽しめない...


案の定、ししとうの芽に少し障害出ていた。


あーあ。


昼間だからといって、おちおち外出できないな。
こういうときに、独りだとしんどい。