Paca Kajero

うちの菜園の状況などを徒然に

遅まきながら

大型特殊免許取得しました。


これで、トラクターで公道を走ることが出来ます。


えっ?いままでどうしていたのかって?


・・・気をつけていました...


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来年の備品も買い揃えたし、もうハウスも手が回らないので新しいの建てる予定もなし、
ラクターも念願の四駆も手に入れ、とりあえず今の3台で使いまわす予定なので、
このスタイルでやっていくなら、あと4,5年は投資しなくても良さそうです。
お金の心配せずに、クウォリティーを追及したり、お金にならないところでいろいろやらせてもらいます。


来年の目標は、罠猟の免許取得と罠掛け!
裏の畑を荒らしまわるシカたちを捕まえるのと自分の食料入手の一石二鳥大作戦です。
免許は自分で取るつもりですが、一緒に解体や焼き肉(←もう捕った気)したい方募集中です。
友人とも一緒にやると言っていますが、何頭も捕ったら(←もう捕った気)食べきれないので、
いろいろな経費や作業等分担して一緒にやりましょう!


鶏肉は毎年ある自分のところの食べれるし、
シカ肉も入手したら料理のレパートリーが広がりますね。
あとは、カモとブタの導入を検討しよう。
野菜はやたらめったらな種類が売るほどあるので、
主食となる穀物の確保とお酒の製造さえ出来れば言うことないのですが...


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よく、うちくるWWOOFerさんや、お客さんで、
「自給自足したい」と言う人がいて、
僕も高校生くらいのときは、そんなことも考えていたし、
素敵なことだと思うのだけど、


僕なんかは、他の国を彷徨っている間、
あり金なくなって自分で魚捕まえたり、適当にそこら辺の草食べたり、
この国でも、電気(これは一瞬だけど)や水のない生活をしていたりしたり、
そんな経験から言わせてもらえるならば、
それは、そんなに簡単なことじゃない。


いや、簡単なんだけどね。


仕事もやめて、野山にバックパック一つくらいで飛び込んでみればいいだけの話なんだけど...


もちろんおしなべて全てのことは0か100ではないし、
それぞれのやり方があるのかも知れないけれど、
一部の国、例えば僕の知っている中では、ラオやベトナムの貧しい農村部では、
「自給自足」などということに夢を抱かず必死に生きて、結果どうしてもそうなってしまっている...


なんか、ここにこの国の平和な(それは、いいことなのだろうけれど)感覚、世界や生きるということに対しての
なんていうか、ギャップがあるような気がします。


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ただ、僕は、食物の安全(これは個人個人のレベルでの到達点としての)にしても、
農薬、化学肥料、有機JAS、こういったものは制度に答えを求めるものではなくて、
それぞれの基準を独自に持って判断すべきであると考えていますし、


昨今の政治状況や、近代の貨幣の流通を中心とした社会に鑑みるに、
世の中の無意識な恣意的な流れから独立した流れを(個々の可能な範囲で)形成していくことは、
政治的、経済的自立につながると考えています。


「自給自足」語ることは大いに賛成ですが、
現実を認めることとと、自分の至らなさを知ること(もちろん僕も含めて)
はじめから100を語るのではなくて、
「できるところからの、ゆるやかな自給自足」といった認識。
そういうものがあるといいですよね。


  ryo


が、それでも、僕は、あえて、
バックパック一つで、生きる姿勢と覚悟を持ち続けていきたいのですが。