Paca Kajero

うちの菜園の状況などを徒然に

世の中を変えることはできるか?

印象的な2つのevent。


友人のYさんのところのお手伝い。
土釜作りのWS。
https://m.facebook.com/events/359651490896097?ref=m_notif¬if_t=plan_mall_activity
昨年うちのトリ絞めお手伝いしてもらっているし、方向性が似ている仲間の一人。
長くやっていて、僕も僕なりに伝えたりしたいことがあるのだけど、
イベントを組んでもなかなか「お客さん」からこちらに引き寄せられないもどかしさのある中、
共感はしてくれても話だけで終わってしまう人の多い中、
彼女も彼女の家族も語るだけではなくて前に進もうというところがあって、
話していて心地よい人たちです。


何かを変えると言うことは、本当は簡単なことなんだけど…
多くを語る人は多いのだけど・・・
ちょっとづつでも進んでいけば、実際に生活を変えてみようとすればいいのになぁ...
価値観というのは一種の洗脳で、変えると言うことは簡単ではないのかもしれない。


自分は、ときに諦めがちになるのだけど、
彼女らはポジティブで、応援しよう、という人たちです。


今時期はハウス管理があり、今日は冷たい風も吹いていたので、
当日に回していたサラダ用の野菜を届け、調理のお手伝いをして3〜4時間で帰畑。
だから、WSの内容については全く分からない...


なんか見知った顔が多かったので、
心地よかったけど、ここをどう脱却するかだよなぁ...


***


夜は幕別に、弁護士の河合さんの映画「日本と原発」を観に。
これから畑にとらわれる生活なので、最後の足掻き。

チープなプロパガンダ映画かと高をくくっていったのだが、
わかりやすく編集されていて良い内容だった。
http://www.nihontogenpatsu.com/


今この国には、多くの政策課題がある。
それらはときに複雑に絡み合っている。
ただ、この原子力の問題は、全てを飛び越え、未来そのものをなくす可能性があり、
そこに可逆性がないということを、もうちょっと真剣に、この国の国民は考えるべき。
一時的に騒いでも、ほとぼりが冷めたら忘れたフリをする。
そんなことでは、いつまでたっても民度の高い民主主義の国家として成り立たない。


国旗だ、国家だと騒ぐ以前に、
保守だ、革新だと、経済がどうの、労働者がどうの、と論ずる前に、
するべきことがある。


***


とそんな合間にも、朝方はハウスの草取り、
午後は家周りの整地とトラクターの整備と、
仕事もしていないようでしてるようなしてないような。


僕の場合は、「食べ物を手の内で作ること」
それからやっていかないと、全部うそになってしまうので。


  ryo