Paca Kajero

うちの菜園の状況などを徒然に

そして誰もいなくなった


今年二回目の「四季菜の料理教室」。
恒例の鳥を捌くところから。
今年のうちの鳥達は、夏場に全然卵を産まなかったので、
「おまいらがそういう気なら、こっちにも考えがある。
おまいらみんなさばいて冬にフランスに行ってやる」
と全羽捌く豪勢な感じにしようと、
「今回は希望者は皆鳥を捌けますよ」
と広報。


そしたら、残り一週間になって、毎日卵を産むようになりした。
トリなりに何かを察したようです。


前日までに、希望者の申し込みが無かったので、
半分くらいは年末まで残して、卵を産ませるか...
とせこいことを考えていたのですが、
当日手を上げる人が多く、結局全羽、鶏肉に変わりました。


***


昨年僕がやって、解体がぐだぐだでしたので、
今日は標茶の「なかまの家」の名嘉真さんにトリの特別講師として参加していただき、
なんせ、僕が一番楽しんで鳥を捌かせていただきました。
今日は、ぜんぜん周り見ていなかったです...
畑の料理教室なのに、収穫体験なし、
いつもサラダを作っているのに、それも作らず、
何もしないまま終わりました。
名嘉真さんはトリ捌きで「おお〜」と歓声を上げられ、
村田夫妻は、いつものことながら無難に周りに指示を与えながら時間通りに料理を完成させ、
井口さんは、準備、雑用、お客さんの対応をしていただいていた中で、
僕は一人ニワトリと格闘していました。


えっと、本を読み出すと周りが見えなくなるタイプです。


そういうわけで、いつの間にか終わりました。
ふがいない主催者ですみません。
参加者とスタッフの皆さんありがとうございました。


そんな適当イベントだったにもかかわらず、
参加者、ちびっ子、スタッフ全部入れて40人弱という、
いままでやったことの無い規模の人数のイベントでした。
何もしていない割りに、ひどく疲れて、イモも掘らずに寝てしまいました。
きっと、集中して鳥を捌いていたからでしょう。


来年もやると思いますが、
再度僕が講師にチャレンジするか、
また、名嘉真さんに丸投げするか、未定です。


  ryo