Paca Kajero

うちの菜園の状況などを徒然に

報告

昨日の報告


〜四季菜の料理教室

料理教室、鳥を絞めるのは、毎年やって5回目でした。
今回は、参加者よりも絞めて解体するトリの数が多い、
という今までに無い状況の中、
Sagraとの合同イベントということで昼も講師として来てくれた小島シェフに、
トリの解体だけでなく、参加者の野菜の収穫やら料理何やらも押し付けて、
作業に追われていました。
だからメインのイベントは進行だけ確認して、あとは雑務をこなしていたので、
どんなだったか、報告のしようがありません。
小島さんと、村田夫妻、2回しか会ったことが無いのに無理やりスタッフを頼んだMさんが、
無難にこなしてくれていたようです。
一応野菜屋なので、鳥ばかりでなく、最後まで片づけしていただいた方々に少し畑の案内。
今日は、薀蓄はまったくなし。
まぁ、いろいろ口で言うよりは、食べてみてもらい、それが全てです。


***昼のイベント雑感***
1つめは、清水で初めてやったときに参加してくださった親子の方が、
「子どもが大きくなったので、もう一度」と再びご参加くださったこと。
何か感じるところに変化はあったでしょうか?
別にあえて聞いてはいないけれど、
もしそれで何か彼の中に変化があったとしたら、それは大事なことだと思います。


例年よりも若干参加者の年齢が低かったですが、
もし、覚えていなくても、体験というものはどこかに影響するものだと思っています。
僕は常々、生きていくということは、
ピースの足らない、そして終わりの無いパズルに取り組んでいるようなものだと思っています。
そして、そのパズルは困ったことに
それぞれ違う進捗の物を、それぞれ異なったピースを強制的に渡され、始めさせられるようなものだとも。
それでも、僕達はその時持っている材料でなんとかこなしていかなくてはならないし、
「人は生きていくうえで、何かの命を積みとらなくてはならない」
というような揺るがないものを感覚で理解するということは、
新しいピースを見つける上の、何かの手がかりになるんじゃないかと思っています。
全ての人が、スタートは違うこのパズルを丁寧に積み上げていくことにより、
それぞれが、他の誰とも違った形のものを積み上げていけるとも。


〜Sagra
今回は、僕も結構疲弊しましたが、小島シェフの比じゃなかったイベントでした。
それでも律儀に昼のイベントに最後まで付き合ってくれ、
そのあととんぼ返りで帯広に野菜を持って戻り、そこから限られた時間の中で、
参加者を満足させることの出来る料理を創れるのは、さすがです。


メニューは(僕が覚えている限りでは)
(前菜)カブとトリのささみのなんちゃら
(前菜)古典風ガーリックトースト、ほうれん草のなんちゃらとピーマンを添えて
(スープ)にんじんのポタージュ
(パスタ)ほうれん草の手打ちパスタとジャガイモのニョッキ、グラタン風
(サラダ)大根と秋野菜のサラダ
(メイン)トリ岩塩煮、トマトとレバーのソース
(デザート)日本カボチャとソーメンカボチャのなんちゃら
ソーメンカボチャ、ドルチェで来たか...
という感じ。意外と好評だったのが面白かったです。


今回はサーブしながら1口づつ分けてもらったのですが、
どれも、「野菜の味」をダイレクトに出してもらっていて、
作り手としてはありがたい感じでした。
僕は個人的に小島さんのニョッキは絶品だと思っているので、
参加してくれた方々に味わっていただけてよかった。


野菜的には、今年は霜が遅かったので、ハウスの夏野菜が奇跡的に残っていたのと、
何回か寒気にさらされて低温ストレスを受け甘みの増した一年で一番美味しい時期の葉物を提供でき、
良い素材の時期のイベントになったのではと。
なかなかうまくタイミングが合わないので、今回の参加者はとても運が良かったはずです。


  ryo


それにしても、疲れた〜
でも今日もがっつり仕事したよ〜