本日は、通算6回目、今年2回目の「四季菜の料理教室」開催。
今回は、毎年行っている、ニワトリを絞めるところから行う料理教室。
前回に引き続き、自分の畑で出来たこと、今回は初めて飼った自分のニワトリで行ったこと、
で僕にとっては、有意義なものでした。
基本、参加者は関係ない・・・
というと言いすぎですが、僕には人をどうこうしようという意思も、だからどうだということもないので、
僕は、僕の意思の下、やりたいことをするだけですし、
そういった少し(?)違った価値観や生活、日常ではなかなか出来ない体験を通して、
参加者のそれぞれが感じてくれればいいことだと思います。
結局人のことは、本当の根っこになったら、分かりませんし...
けれど、経験というものを通して、子ども達には、
選択肢の幅を広げることが出来る試みだと自負しています。
それにしても、いつもながら準備がバタバタなのを非難もせず、
僕の適当具合にあわせていただける質の高い参加者の方々には、感謝です。
僕が選んで募集しているわけではないのですが、
こんな僻地の変ったイベントに来られる方々も、もちろん、ある程度変っていて、
寛容に、積極的に参加していただいており、
ありがたいです。
今回は大人7人、子ども8人、スタッフ参加2人、に僕たち3人の構成。
ニワトリを絞める段階では、怖がっていた子ども達も、
いざ食べる段階になったら、ばくばく食べるし、
講師の歩さんじゃないですが、
人の残酷さと強さを感じました。
わざわざ糠平から来てくれて、せっせと裏周りの仕事を引受けてくれたWさん、
自分が率先して楽しんでいたけれど、細やかな気遣いをしてくれたHさん、
片付けの際に無茶振りに応えてずっとサックス吹き鳴らしてくれていたUくん、
ありがとね。
子ども達は、きっと貴方たちのおかげでずいぶん違った楽しみ方も出来ました。
だから、頼りないものは支えられるのですね。
僕も人を支えることが出来るようになりたいと思いました。
ryo
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今回スタッフとしてお手伝いに来ていただいた羆のWさんとHさん、
今日は来れなかったけれど同じくAさんの3人には、
今年はお世話になりすぎたくらい世話になりました。
野菜を売ってくれたことはもちろん、お客さんを紹介していただいたり、
野菜の配達をしていただいたり、何度も畑仕事をお手伝いしていただきました。
そして、そんなことよりも、損得抜きでこんな僕に付き合ってくれています。
僕は、きっと変な価値観で生きているのかもしれません。
けれど、こんな片田舎でお金にならないことをしているのも、
水がずっとなくて生活していたのも、
プレハブで生活しているのも、
表面的には出てきますが、
ネタにしてやっているわけではなく(面白がってするときもあるけど)、
それは全然本質ではなく、
僕の行動原理に従って、一番適当だと思われる選択をした結果でしかないのです。
一応、僕は自身の理想と思想に基づいてベターな選択をしてきていて、
表面に出てきているものは、その結果の一面でしかありません。
僕は、あいにくモラルも、常識も持ち合わせていませんし、
どちらかというと非難されることが多いのですが、
僕は、世の中白か黒で判別されるものではないと思っています。
清濁あわせ認め、その中でどう自分が道を選択するかどうかだと思っています。
どうしてもこの国では、しばられてしまうことが多いように感じます。
(もちろんそれがいい面も兼ね備えていることもありますが)
その中で、自由で、それに対しての責任も負え、まわりも認めることが出来るこの3人との出会いは、
僕にとって貴重でした。刺激も受けました。
なんか、世話になりっぱなしですが、
そのうち、できることだけでも力になります。
きっと。