いつもお世話になっているレストラン「パラッツォ・ヴィット」様にて、
うちの野菜を使ってデザートを作るイベントを開催。
あいにく参加者は少なかったものの、
その代わり厨房に皆入っての料理講習。
事前にはKシェフは「適当にポイントだけやるわ」
なんて言っていた筈なのに、
ふたを開けてみると細かいところまで丁寧に1時間以上実演講習会。
Kシェフとは旧知の間ながら、今まで他の人にものを教えている姿を見たことがなく、
どうなるのか興味津々だったのですが、
丁寧で大事なところを押さえ、話も論理的でテンポも良くて、
さすがだな、という感じでした。
お客さんたちも、このレストランやKシェフ、そしてうちの野菜に興味を持っていただけたようで、
イベントとしてはよい雰囲気で終わることが出来ました。
・・・もう少し人がいても良かったですが...
この「Sagra」という試みも、プロとしての野菜の作り手と料理の作り手のコラボとして
毎年形を変えながら継続してやって行きたいと思っています。
畑でやるゆるい感じの料理教室がある一方、
少し形の整ったきっちりとした試みとして成長させていきたいです。
このレストランでは、うちの野菜を大事に使っていただいており、
きちんと生産者のことを尊重していただいています。
今日のデザートもカボチャ1つをとっても、
ワタの部分をソースにしたり、皮を揚げて飾りとしてあしらったり、
手を抜かないで仕事をしていただいています。
なによりもきちんとしたプロ意識を持っています。
僕もより良い野菜を作っていきますので、
これからもお付き合いのほどよろしくお願いします。
ryo