Paca Kajero

うちの菜園の状況などを徒然に

朝聞道夕死可矣

朝方手豆ホーがけ、支柱立て続き。
支柱が足りなくなり注文。
毎年支柱を買い足している気がします。
気のせいでなければ。


朝ごはん作り、ロータリーがけとお客さん対応。
「農業やりたいんですけれど...」というお客さんに、
内心「やれば...」と思いつつ、
でも結局思ったことということが同じになるので、
「やれば...」といってしまう。
いや、漠然とやりたいといわれても困ってしまいます。
僕の人生ではないので。


人はもっと自由なので、
やりたければ、やればいいし、
それが全てです。


○○したいから、どうしようか、と聞かれれば、分かる範囲でお答えできますが、
漠然と聞かれても、困ってしまうのです。
そもそも、僕はまだ素人で、何も人に教えることができることなどありません。


考える前に、種でもまけばいいんだ。


***


で仕事再開。
WWOOFerくんにはレタス草刈りをお願いし、
僕はカルチがけ。
天気のいいうちにかけれるだけかけとかないと。


午後は、先輩農家さんのところに研修?に。


慣行ですが、農協を通さず手売りで販売、実績を上げている野菜農家さんということで、
ご紹介いただいたのですが、
ひどく勉強になりました。


畑を見、話を聞いて、柄にもなく涙が出るほど感動しました。
こうでなければならない。
道のりは長いですね。


”俺達は農家でなくて、職人であるべきだ。
常に自分に不安を持っていていなくてはいけないし、
常に変われなくてはいけない。
決して満ち足りてはいけないが、
常に誇りは持っていなければいけない”


普通年をとっていくと凝り固まっていくか、
特に結果を出していると、そこにしがみつきになるけれども、
良い結果を出すためなら、そんなことはどうでもいいという。


畑の中も宝の山のようにヒントだらけでした。


世の中は広い。


ぜひ、また遊びに行かせていただきます。


  ryo


きっと、うちのやり方は、来年は違ったものになるだろう。