Paca Kajero

うちの菜園の状況などを徒然に

料理教室報告

昨日、今年1回目、通算5回目の料理教室開催。
終わったあと、今日雨だということで売り物収穫。
夜はネコニンジンジャム製作と忙しく、
ジャム消毒脱気中に寝こけてしまい、
ブログ更新できませんでした。
それよりも、
鍋を火にかけたまま寝こけると危ない!



ということで報告・・・
台風のため、前日雨でも出来るようにハウスの中を整理したのですが、
天気がもってくれて、なんとか外で開催することが出来ました。
雨といっても結構蒸していたので、ハウスの中でなくてよかったです。
暑くて倒れますよ。


今回は、保育園に行くくらいの子ども達が多かったのですが、
芋ほり&イモだんご作りは、蜂の巣をつついたような騒ぎで見ていて面白かったです。
この集中力でイモを掘っていただけるのなら、
毎日開催すれば、うちのイモは霜が降る前に掘り終わることでしょう。
皆、惜しい人材です。


イモだんごは、子ども達中心に、村田ナホ先生指導のもと、
大きな台の上で掘ったばかりのジャガイモ(キタアカリ)をつぶし、
おのおのこねて行きます。
ハート型やアンパンマンなどの造詣を凝らした作品もちらほら。
一応レシピをつけていましたが、
イモだんごに入れる片栗の量は、「いい感じに」と様子を見ながら、
イモに含まれるでんぷん質の量は時期や品種により異なるため、
「様子を見ながら」というのが一番なのですね。
こういった微妙な「料理の感」や「料理の楽しさ」を
少しでも子ども達に感じてもらえればいいな、と思いました。


一方大人班は、『野菜カレー』と『かぼちゃのデザート』の調理。
その前に、カレーの材料を収穫。
ズッキーニ、ニンジン、ナス、インゲン、トマト、セロリ、トウキビ、ジャガイモ、ニンニク
玉ねぎはうちは今年(も)失敗しているので、近くの自然農仲間であるT姉さんの所から購入。
・・・意外とうちは今年ものがあるなぁ、と自画自賛
まぁ、トウキビは先端不稔の売れ残りだし、セロリは軟白していない小さなものですが、料理には問題なし、
肉を入れなくても野菜だけでコクの出るカレーが出来ました。
ちびっ子用は、そのままにして、
全く料理教室とは別に趣味でスパイス8種類くらい加えた「パンチの効いた野菜カレー」を勝手に調理。
・・・皆に辛いと言われながらも完売しました。


イベント報告は適当に書くと長くなるなぁ。


最後に村田歩さんの「料理の社会科」、ナホさんの講評で終了。
僕は、歩さんの話がなければ、この会の意味は半分になってしまうと考えていますので、
こどもはちょっとぐだぐだになってきた時間でしたが、強行。
いろいろ言われている「食育」という言葉はよく分からないし、
自分は、本当の意味で人にものを教えることができるようなほどえらい人間ではないので、
会を通して人にどうなってもらおうということは、あまり考えていません。
僕は、自分の作った野菜を食べていただき、生の感想を聞かせていただくこと、
僕のいい加減な生産現場を見ていただくこと、
そして、この社会にもいろいろな価値感があることをちょろっと知っていただくこと。
ナホさんは、本来あるべき家庭とその中での料理について提示すること。
歩さんは、それに関する先人の知識の伝達。
が目的で始まっています。


ようは、僕たち3人が出来るのは選択肢の提示だと思っています。


「今回やったことを、おうちに帰ってからもやってください」
などとは微塵も思っていません。


料理教室で、ちびっ子たちの集団がジャガイモ洗いに格闘している時に、
数人の子ども達がそれに加わらず、うちの馬鹿犬と遊んでいました。
それで全く問題ありません。
犬と遊びたければ、犬と遊べ。
大人も子どもも問わず、料理教室という名前でやっているからということをおいておいて、
他の何かに接し、何らかの新しい事柄を持って帰っていただければ、やってよかったと思います。


・・・馬鹿犬と遊ぶ際に横になっている青トマトを投げて遊ばないで欲しかった、
とは少し思いましたが...


  ryo


「イヌに青トマトを投げるな!」


ちょっと昔フランス映画のタイトルに出てきそうなので、許す!


・・・落ちている青トマトは、
ジャムにしよう。
(↑ただでは起きない)