Paca Kajero

うちの菜園の状況などを徒然に

レコード更新!!

記録は塗り替えるためにある。


不可能だと言われていた9秒6の壁もボルトがあっさりと上回りました。


今日の配達でそんな記録更新。
しかも2つも同時に。


1つ目は、「一日配達売上記録」更新!!


パチパチパチ・・・
(だれもしてくれないので自分で拍手)


帰ってきたら夜の8時半だったよ。
寒かったよ。
それでもやったよ俺…


ありがとうございます!


***


と、それはまぁいいとして、


もう一つ、


『1件での最低売上記録』!!!


今までは、100円が記録。
確かにネタで「100円からでも配達しますよ」と言っとりました。
だからというかなんというか? 何回か来ていた100円注文。


まぁ、自分で言っていたからしかたがないし、面白いから受けていたのですが、


とうとう、来ました!
来るはずがないと思っていたのですが、
来るべくしてきてしまったのか、


50円注文!!


きゅうり、1本!!!


***


お客さんのために弁明すると、
注文、キュウリだけじゃなかったんです。
ただ、他の注文の野菜もことごとくない中で、唯一きゅうりだけが1本とれていたのです。
河童を養えるほどのキュウリがとれていたのは過去の栄光。
もちろんお任せのお客さんに入れたり、お世話になっているお客さんにサービスしてもよかったのですが、
メッセージ越しにMさんのキュウリにかけるただならぬ情熱を感じ、
「うちの野菜(というかきゅうり)を渡すのはこの人しかいない!」
と、きゅうりをバトンのようにわしづかみにして走って配達してきました。


一番最後の配達になったMさんの家に着いたのは8時過ぎ。
ピンポンを鳴らすと、いぶかしげにドアが少し空き、隙間から人差し指と親指でつままれた50円玉が差し出されたので、
僕もその隙間からきゅうりを差し入れ、お渡ししました。


その瞬間、周りは静まり、静謐な空気に包まれました。


周りの夕食を食べ終え家族でテレビを見てリラックスしている人たちには、
暗い中、ひっそりと50円玉ときゅうりが交換されていたことを知る由もないでしょう。


どんな野菜にもドラマがある。


  ryo