Paca Kajero

うちの菜園の状況などを徒然に

適当に生きていても(たまに)いいこともある

予告どおり、ちゃんと3時に...起きれず、
目覚まし何回もなって、ようやく3時20分ごろ起き出す。


う〜む


ハウスワークは、ハウス草取りとピーマン芽かき。
露地仕事は、玉ネギの定植を昼過ぎまでかけて終わらす。
例によって玉ネギ完植パーティーを開きたかったのですが、
友達がいないので、断念。
そのままほうれん草、春菊、大根、辛味大根、黒カブ、トウキビ、八列トウキビ。
つい先日、葉物は最後などと言っていた気もしますが、
すなわち、夏に作りにくいアブラナ科はもう作らないということらしいです。
八列芽だし、こちらは南北畝切っている効果なのかもしれません。
補植用トウキビ、八列苗立て、ついでにパクチー播きました。


***


午後に帯広のKシェフの紹介で、Iさん一家が来園。
Kシェフのところに初めて行った時にうちの野菜を気に入ってくれ、
その後何回か顔を出すようになったとのこと。
今日は遠いところからわざわざ野菜を買いに来てくださいました。
ありがとうございます!


信頼できる料理人に使ってもらい、
それを口にして、うちの野菜を求めてくださる、
こんないいことはありません。
さらに、畑まで足を運んでいただける!


僕は、いろいろなことをうまく伝えられないし、
かといって、なんちゃら農法、というのに頼って、
本質を見誤らせるのも趣味ではないので、
人に誤解されることが多いように思えます。
というか、人に誤解されるだけで生きているようにも思えるのですが、
そして、それはそれで、まぁ、人のことなので仕方がないし、
いちいち説明するのもめんどうです。
僕はぼちぼちと自分のしなければいけないことだけをして生きていて、
自分の評価は自分で決めればいいと常々思っていて、人の評価などついぞ気にしないのですが、


今日の様に自分の作品を自分の狭いネットワークの中のつながりで評価していただけるということは、
うれしいし、ありがたいことです。


  ryo


そもそも、僕はわがままにやっているので、
基本的には、好きな人や好きなお店にしか売りたくない。
(こんなぼろぼろになって働いているのに、嫌いな人に野菜を売る意味がわからない)


目の前の小銭を拾って生きていっても、仕方あるまい。
と粋がって生きているので、
大金を詰まれて自分の作品を渡すより、求めてきてくれた人に手渡せるような地味な仕事を続けたい。


どんなに、社会情勢や思想、価値観が変化しても、
人が生きていくにはなんらかのものを口にする必要があるだろう。
自分の好きな人や大事な人の食べ物=生きていく上で必要なもの、
を作り出すことが出来るということを、
僕は誇りにしている。