夏に迷子になって明渠に落ち大けがしたりハエにたかられたりして一度ひどい目にあったのですが、
暗くて冷たい明渠の中やハエにたかられたままの死じゃなくてよかったと思っています。
この1か月ほどは足も弱って歩けなかったのですが、
一昨日の夜まではご飯を食べて元気だったので、そんなに苦しまなかったはずです。
この3日ほど仕事最後の追い込み、一昨日は地域の馬頭祭であまり接してあげられなかったのが悔やまれてなりません。
他のことに時間を奪われず、本当に大事なことを目の前にいるうちに、できる限りしないととだめですね。
昨日はご飯食べなくて少し苦しんでいたので久しぶりにずっといてあげて、
少し落ち着いて尻尾もふっていたので、少し大丈夫かなと3時間ほど仕事をしている間に逝ってしまいました。
大学の時から一緒にいて、
スタジャンの中に入れて講義を一緒に受けていたこと
研究室でモモンガの子供を追いかけて助教に叱られたこと
フットボールのグランドを縦横無尽に走り回っていたこと
泳ぐのが好きでフリーの仕事をしているときには毎朝川に行って泳いでいました
教えてもいないのにフリスビーが好きで足から血が出てもやめようとしなかった
長い鼻が自慢でいつも落ち葉の下をごそごそとやり
前の会社辞めた後は2人で一か月オープンカーで北海道を廻りました
キャンプ場で働いているときは子供たちに人気で一緒に朝日を見に雌阿寒岳に登り
大きい犬には良く食って掛かってましたが、小さい犬や猫には吠えもしない犬でした
落ち込んでいると必ず寄ってきてそばにいてくれた
思い出すと涙しか出てきません
一生のうちほぼ半分を共に生きてきた彼がいなくくなって、
自分の中身が半分無くなってしまったような気がしています
沢山の友人、後輩、WWOOFerさんたちに愛されていた優しい子でした
そんなにいいパートナーではなかったかもしれないけど、彼は幸せだったかな?
安らかに眠って欲しい
ryo