僕は自民党があまり好きではない。
というか、生まれてこのかた参加できる選挙には全て参加しているけれど、
一回も入れたことが無い。
でもね。いままでの自民党は何やかんや言っても、与党としての自負みたいなものが少しは見えたし、
自分達が強者だという認識の下、ある程度の許容やバランス感覚があったように思える。
あまり、人の事を悪く言うのは好きではないが、
今の政権は、さすがに酷すぎる。
集団的自衛権の問題、エネルギー問題、TPP、全て国民の生活に直結する問題だが、
そのコンセンサスをとることの難しい問題では信を問おうとせず、
規定路線になっている増税の先送りで信を問う？？
意味が分からない。
自分達が選挙で選ばれて国政を任されているという自覚が無いのか？
砂上の楼閣を建て増しするようなアベノミクスを公然と信じる国民がいることにも、
対外強行論やさらなる経済成長の甘言に耳を傾ける国民がいることも、
とても残念なことだ。
まず、冷静さが求められる。
今のこの国は一般企業ではとっくに破産している規模の借金を抱えており、収支のバランスが取れていないし、改善の見込みが無い。
物を生み出すことの出来る人口は大きく減少傾向にあり、生産力の伸びは期待できない。
（逆に養わなければいけない人口は大きく増えている）
現状を変えようとせず、目先の貨幣の量や株価で踊らされるべきではない。
そして今の政権で最も気に入らないのは、「原発の海外輸出」
自分の国の災害処理もままならないのに、その危険性があるものを他国にセールして許されるのか？
自分だけがよければよい、という発想は今の政権を象徴しているように思える。
せめて、自民党でも、過半数を切り、あの品の無い首相を変えることが出来ること
良識とバランス感覚のある国であることを切に祈る。
ryo
