Paca Kajero

うちの菜園の状況などを徒然に

立ち去るものだけが美しい


WWOOFerさん方は、今日出立でしたので、
石釜は僕が引継ぎ、火入れをば。
鉄線の上下で空洞が出来てしまいましたが、
まぁ、使えるようにはなったと思います。
あと扉をてきとーに付けて完成ですね。


・・・問題は、
僕は人がいないと極端にだらしなくなるので、
特に自分のことに対しては、全くといっていいほど興味が無いので、
食事なんて大して作りません。
「めんどくせーから夕飯はビール」
みたいな日が続きます。
そんなご飯も炊かないような生活で、
石釜を使う日が来るのか...はなはだ疑問です。


***


それはそうと、僕は人との距離のとり方がへたくそです。
きっと今時の小学生のほうがもっと良好な人間関係を築けるのだろうと思います。
むしろ小学生に失礼なくらい。


概ね(というか全て)僕の責任なのですが、
あまり僕の周囲には、掘りだとか罠だとか配置されていないようです。
扉くらいはあるかもしれませんが、鍵がかかってないし、
多くの僕の周りに寄り付く(ごく少数の)人はノックをしないでただ入ってきます。


がちゃり


そのくせ大して中身が面白くないせいなのか(今日もネガティブな感じで良好だ)、
あまり居心地が良くないからなのか、
もしくは別に目的地があるからなのか、
皆束の間の滞在で、出て行ってしまいます。


ばたん


問題は、その扉の音とともに、
僕の中の何かしら大切なものがごっそりと持っていかれてしまう様な喪失感に襲われること。
もう、持っていく物なんて無いよ。
と思っても、それでも何かしらなくなっていく...


人のことはよく分かりませんが、
そういったものは、きっと皆が持っていて、
それでも多くの別れの中でうまいこと生きているのだろうけれど、
そういった才能が極端に欠如しているので、
だめだな、と思っている今日この頃です。


こればかりは、全然慣れない。
人に会わないのが一番なのか...


砂漠にでも行くか、


美しい砂漠に。


  ryo