朝から、相変わらずの腹痛。
熱は下がったようなのですが、
いかんせん10分くらいの周期で立っていられないほどの激痛が...
しかたがないので、Sさんがおきそうな時間まで待って、
風邪薬を頂きに。
あいにく腹痛の薬はなかったのですが、鎮痛剤の入っているヤクなら十分。
うちは無農薬なのに、薬に頼ってしまいました。
お客さんすみません。
お客さんを裏切ってしまって申し訳ないので、
今日は詰めて仕事。
普段全く薬を飲まないので、ちょっと飲むとすごく利きます。
恐ろしいくらいに...
それでも若干残る腹痛をないことにして、
ここぞとばかりに野菜の箱詰め、送付。
小雨振る中、メキャベツとハウスキャベツの残りを定植。
(こんなことをしていると治らない)
畑は田んぼのようでしたが、植えないと育苗ハウスのスペースが取れないのでやむなし。
パズルのような営農です。
空いたスペースを利用しながら、
つるむらさき、キャベツ、鉢上げ(春キャベツはこれで終了)、
へちま、あじうり鉢移し替え、
バジル鉢上げさらっと、
トウキビ、八列トウキビ補植用播種、
ポットが尽きるまでレタス鉢上げ。
今年も行け行けでレタス作ってます。
誰か止めてください。
ryo
朝方、NさんとSさんが様子を見に来てくれました。
ありがたいことです。
ただ、口をそろえて「医者に行け」と言われてもなぁ。
***
オーストラリアから帰り、いやいや大学に復学した後、
1年くらいたったオーストラリアでかまれた毒蜘蛛の傷からまだ血が出てくるのを、
多少なりとも不安に思った宇佐美青年は、
そのころからそんなに好きではなかった病院に嫌々行ったのでした。
が、奴らは何をしたと思う?
医者も看護婦も、「毒蜘蛛にかまれて...」という僕の言葉を聞くなり、
大笑いして、あげくに「それはうちでは分からないね...」
と10分も経たず診療を終えられ、
なけなしのバイト代から生活のことを考えず乗馬クラブの会費を払って金欠だった(←自業自得)
苦学生の僕から、
きっちりいい値段の初診料を取っていった。
日本の医療に対する不信感は、思えばあのときに芽生えたに違いない。
そして、僕は意図せず人に笑われるのは好きではない。
世に蔓延する天然様に計算した笑いで挑むことは、
風車に向かうドンキホーテに近しいものであるとしても、
挑み続けることに意味があると信じたい。