名ばかり実行委員として、
一回も打ち合わせに参加しないまま佐藤初女さんの講演会のお手伝いに帯広に。
打ち合わせしていない僕は、何で呼ばれたかというと、
主に、男手が無い中で、力仕事と寒い中での駐車場係のためなので、
まぁ、そういった誰でも出来る役目を無難にこなす。
講演会はすごい人数の人が集まり、
初女さんも魅力的で、けっこうな御歳にもかかわらず志を持ち続け、強い方だな...
という印象。
ただ、それは初女さんの人生と生き方なので、
参考には出来るかもしれないけれど、
それこそ、多様性の中、個々が判断し、持ち続ける問題だからなぁ。
皆何十年と生きているのだから、その中で個々が積み上げていけばいい問題だし、
悩みや痛みはそれぞれが答えを見つけないとだめだよなぁ。
どういう感じであの大勢の人が参加しているのかは、分からないまま。
特に、実行委員の人たちは、どこに向かっているんだろう?
どんなにがんばっても、それが実行委員の人たちの何につながるんだろうなぁ...
初女さんがすごいのは、初女さんの問題で、
それを受け入れて広めている人の問題じゃないしなぁ。
人は、一人一人、どんな人でも、
きちんとその人の人生を持ち、哀しんだり、楽しんだり、
どこか目標を持って歩んだり、高めたり、出来るものだと思う。
どんな人でも。
それを安易に、人の行為に投影すると、
それは、楽な道で、ごまかされ、一時的に満足感を得れるのかもしれないけど、
そうじゃないんじゃないかと思う。
個々は、常に個々の内に問いかけ、
他の基準でない、唯一の自分の基準で、
悩み、笑い、泣き、学ぶ中で、
価値観を決め、ものごとの正しさの基準を決め、
生き方を決めることが出来るものと信じています。
と、そんなことを考えながら聞いていたときに、
初女さんが、
「ものごとは、そのまま『良い』と受け入れるのではなく、
自分の心の中に聞いてみて、本当に『良い』のかどうか判断してください...」
と...
ryo