Paca Kajero

うちの菜園の状況などを徒然に

ジャッカルーであることについて

昨日Yさんちで牛追いの手伝い(というか道をふさいでいただけ)をして、
大昔、牛追いをしていたことを思い出しました。


カウボーイというのは、農場経営や牛の売り買いなど牛に関する仕事をする人の総称で、
馬に乗り牛を追う・・・時には1〜2週間かけて長距離を移動する牛追い専門の馬乗りを、
ジャッカルーというのだ、と教えてもらった記憶があります。


オーストラリアにいた頃、日本でそこそこ馬に乗っていたものの、
仕事としては全然使い物にならなかった技術しか持ち合わせていなかった僕は、
それでも牛追いをやりたくて、
牧場に、「俺は馬の乗れるし、仕事が出来るから雇ってくれ」と片っ端から電話をしました。
何件目(何十件目だったっけか?)の牧場で「来てもよい」と言われ、
行ったは良いものの、今はバイクやバギーが主流の牛追い作業。
自然と馬で追う様なところは、崖やクリークだらけの場所となっており、
入り組んだ地形の中に迷い込んだ牛を追い立てていかなければなりませんでした。
素人に毛の生えた程度の僕にそんな芸当が出来るはずも無く、
こっそり見えないところに乗っていた馬をつないで、降りて自分で走って牛を追い、
何食わぬ顔で帰りました。


藪の中で傷だらけになった僕を見て、皆ニヤニヤしていましたけどね!


それでも、首にならず、
2〜3週間も毎日牛を追っているうちに、何とかなりました。
何事も慣れです。


そんなジャッカルーの誇りを思い出し、
「そうだ、馬を飼おう」と思い立ったのです。


思い立ったが吉日で、大学のときの乗馬クラブの後輩で繁殖やっているKくんに連絡し、
クオーター2頭手に入れました。
馬は群れで活動する動物なので、
1頭飼いだとストレスがたまってしまうためです。


というわけで、裏の畑は今年から牧場となります。
いよいよ観光農場化していくなぁ...


***


昨日とうってかわってよい天気の今日から4月。
分かりやすい日なので、路地用のキャベツ、白菜、ブロッコリー、カリフラワーの類をセルトレーに播種。
いろいろな人に止められたにもかかわらず、無謀にもハウスにエンドウを播種。
レタスの芽生えが揃っていないので(さすがに種が古すぎたか...)発芽率から逆算して多めに補播。
午後より地域行政区の総会。


  ryo


さて、今日から4月なので、
起床時間を4時半に設定。
だんだん忙しい時期に向けて体とリズムを慣らしていこう。


でも自分に甘いので、
「稽古の次の日は若干遅くおきても良い」
という例外規定を作っておこう...