今来ているWWOOFerさんは、
なんだか真冬の南極のような僕の心も、
うかうかしていると融けて、
「人の優しさって言うのもいいもんだ」
的な寝ぼけたことをつい思ってしまうくらい、
いろいろ手伝ってくれて、
もう、この際一夫多妻制も認めるから2人ともそのままいてください。
てな感じなんですが、
逆にいい子達だからこそ、
「仕事しようよ」
という彼女らに同じ単純作業を任せることが辛くなってきてしまうのです。
もちろん世の中にいるためには、
お金や、家族や、そのほかそれぞれの大切なもののために
嫌なことでも目をつぶったり、嫌いな人に頭を下げたりしながら
何とかやっていかなければならないのでしょうが、
仕事って何でしょう?
仕事でなくて、使命と置き換えてもいい、
何がために生きるのか?
で、夏もそうだったのですが、
今回はさらに仕事も一段落していて余裕もあるので、
彼女達に考えて、
何が、僕のためになるのか、
何が、うちにくる他の人たちのためになるのか、
何が、この世界のためになるのか、
もちろん、
何が、彼女達自身のためになるのか、
1つでも好きなことを見つけて、やって、帰ってもらうことにします。
あと2週間、なにか見つけられるといいなぁ。
もちろん、僕の仕事も手伝ってもらうので、
あっという間に時間が経ってしまうかもしれないけどね。
何かの縁でうちに来た彼女達が、
何か意味を見つけて、
それが彼女達のこれからに何か影響を与えてくれるものとなれば、
うれしいです。
僕がかつて多くの人々からいろいろ受け取ったように。
ryo