Paca Kajero

うちの菜園の状況などを徒然に

雪でした

僕が十勝に来てから10月にこんなに雪が降ったのは初めてじゃないか、
と言うくらいすごい雪でした。
こんな日に限って、配達。
畑までの道も、街までの道も、道路際の木が湿った雪の重さで倒れて来ていて、
うちの畑の周辺は、どこも全線片側通行のような状態になっています。
・・・どころか、稀に木を乗り越えなくては通行できないような状態になっています。


通常の神経の持ち主なら、こんな日に配達なんか中止するのでしょうが、
そもそも、収穫だって、露地のものは雪を掘らなきゃ採れない位に積もっているので、
何から何まで、無理にもほどがあります。
それでもさ、そこはプロなんで注文分は基本的に何とか揃え、配達に。
そこでプロ根性を発揮する前に、他で発揮すべきところはいくらでもあるかもしれませんが...


いや、正直に言うと、
あまりにも雪が積もって野菜が見えなくなったり、
道路が通れない状態になっていたんで、
楽しくなっちゃって、結構のりのりで配達に行っていました。


僕は、非日常の状態になると、逆に楽しくなるという、厄介な癖があります。


大学のときに、乗っていた車から火が出て、あわてて飲んでいた「なっちゃん」で消火したときも。
動かなくなった車の上で「大きな古時計」の替え歌を歌いながら昼寝をしていたときも。
2年半くらい前に深夜に車がスリップして道路から転がり落ち、逆さまになってしまったので、
困って逆さまの車の中でビールを飲み始めたときも、
実は、なんとなくうきうきしていたのです。


そして、なぜか、あとで人に怒られます...


  ryo