・・・てなんのことはない、アスパラ植えただけなんですが...
しかし資材にかけるお金もなくて、日々きゅうきゅうとしている貧乏農園にもかかわらず、
アスパラ様はお高いので、種からまいて作ろうにも
慶応創始者の彼が印刷してある紙っぺらが何枚もなくなっていきます。
そして収穫出来るのは3年後から・・・
気の長い話です。
が、アスパラは狭い面積の農家でも収益の上げられる貴重な野菜です。
ですからこれは、少し農家っぽいことをやってみよう、
という至極まっとうなぷろじぇくとなのです。
で、やるからには少し本気を出してやろう、
と決意し、種は2品種計約3,500粒購入。
苗立ては、うちでは珍しく使い捨て購入資材のペーパーポットを使ってみました。
ペーパーポットは700穴×4で、残りの種は補播用、余ったら来年に回します。
と、金に物を言わせて(泣きながらですが)そろえたのですが、
ここで息切れ。
ビートのように機械で土を詰めるわけにも行かず、
端をピンで留め、手で土入れ。
微妙に揺らしたり、つついたり、おだてたりしながら、
何とか小さな穴に土を詰めていきます。
そして全部で2,800空いている穴に1つづつ種を入れていきます。
無心です。
小さくてイライラしそうですが、
イライラしても始まらないことには、イライラしない派です。
最後に覆土して、乾燥防止のために周りに畑の土を盛って終了。
きれいな出来栄えです。
いい仕事は見た目もきれいですね(自画自賛)。
・・・ぢゃあ、いつもの仕事は?
これを4時半から始めて、途中土を調達に行ったりしながらお昼まで。
午後から裏の畑にロータリーかけようとするも、トラクターが埋まりそうになり、
撤退。
しかたがないので、することないし山の散策に。
コゴミと葉わさびは少しありましたが、目当ての行者ニンニクは見つけられずに、
帰宅。
あまりに暇だからカレーでも作ろうかと思いましたが(実はカレー作りが趣味)、
「そうだ、いつも売れずに途中で放置されるパクチー(コリアンダー)を大量に作って、
売れなくてもカレー用のスパイスにしよう」
と思いついてしまい、
あと3年分はあろうかと思われたパクチーの種を播いてみました。
いや、なんとなくのりで。
さらに今日は売れないハーブをついでに播こうと、
これまた種が大量にあったエゴマを「正気か」と自分で突っ込みたくなるくらい播き、
さすがにちょっと自分にセーブがかかり、それなりにディルを播いてみました。
そういうわけで、カレーはお預けでした。
これまた気の長い話です。
ryo
寒くて葉が紫色になってへたってしまった芽キャベツ...
どうしようもないですね。低温障害だけに。
えっとこれは、凍傷とどうしようをかけたもので、
だから、えっと...
寝ます。