イモはそのまま植えても生えてきますが、
切るとそれだけ株数が増えることに加え、切った刺激で成長が促進されると言うマジカルな野菜です。
つまり同じ量の種芋でも、芽さえあれば、
2つに切れば、2倍、
3つに切れば、3倍、
10ケに切れば、10倍、
の株のイモが出来るのです。
まるで錬金術です。
切り方は本当はいろいろあるのでしょうし、
ものの本によると、ストローの部分を切り落とし、さらに2つに。。。
なんて書いてありますが、そんな面倒、もとい手間がかかることは出来ないので、
僕は、ストローの部分を下にして、上から芽の数が同じになるように、
えいやっ、
と、切ってしまいます。
あんまり小さくなると、それはそれで心配なのでせいぜい3つ割くらいですね。
現代の錬金術師は小心者です。
ところで、朝からこんな感じで切っては植えしていたのですが、
調子に乗りすぎ、今日の北海コガネ、インカノメザメ、キタアカリ、レッドムーン、
が終わった時点でイモを植える予定地の8割がたを埋めてしまいました。
後のメーク、トウヤですが、トウヤだけで今日の分以上イモがあります。
このまま植えていくと、畑の半分以上がイモになるでしょう。
コロッケ屋でもやるつもりか?
僕はいろんなところで「野菜をやっています」系なことを言ったり、書いたりしているので、
作付けがほとんどイモになるのは、何とか避けたいところ。
でもこのままノリで全部植えてしまいそうな自分が怖い。。。
自制心、自制心。
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今日は余ったイモをカレーにしています。
カレーに入れるイモを切るとき、
芽の数を数えている自分がいて、少し落ち込みました。
職業病です。
ryo
問題がひつとあるとすれば、
僕の辞書に「自制心」と言う文字が見つからないことです。