前にも書きましたが、昔キリンから落ちたトラウマで高いところが得意じゃないのですが、
明日寒中焼肉大会をするというのでD型倉庫の屋根を直しました。
今年で一番仕事した気になりました。
まだ生きてるよ。
さて、先週の「謝肉祭」の報告です。
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僕が野良仕事はじめてから毎年やって、今年で8回目のトリを捌いて食べる会
〜 去年から「謝肉祭」と呼んでいますが 〜 今年も無事に終了。
おとな19名こども12名の計31名の参加。
今回はバタバタしていて、新聞はじめ宣伝を全くしていなかったのですが、たくさんの人に来園いただきました。
今年はスタッフ0だったんで、
まぁ、昔も2回くらい独りでやったし何とかなるだろうと軽く考えていたのですが、
やっぱりてんやわんや。
鶏の解体、盟友のMくんに頼んでおいてよかった…本当に良かった…
イベント段取りしながら、30人分の食事の支度しながら、鶏の解体教えるのは無理でしたね。
サンキューMくん。
毎回頭を悩ませるのが食事のメニュー。
老鶏だけど、ちゃんと食べる以上、美味しく、それでいてダイレクトに伝わるものがいい…
別に説教臭いことを伝えるんじゃなくて、さっきまでのトリを食べてるっていう事実をね。
今年は、
・エスカロープ ア ラ クレーム(鶏のもも肉のマスタードクリーム煮)
・鶏と大根のスープ
・手羽と内臓の串、秋野菜のBBQ
・紅芯大根とパプリカのオリエンタルサラダ
・ポーランド風ポテトサラダ
・根野菜の温サラダ、パーニャカウダーソースとレモンバジルのジェノベーゼソース
・大学芋
の7品
鶏の会ですが僕は野菜屋なので自然、野菜も多くなります。
生きているトリを捌いて食べる会ですが、
僕にとっては野菜が生きている物としては一番身近で、
走ったり暴れたりしないだけで、同じ命を刈って商売しているわけで、
もちろん食べて生きているわけで、
うまくいえないけど、
人は何にせよ何者かの命を犠牲にしないと生きていけない。
人は他の生き物よりも力を持っているから、
つい人を中心にしすぎて考えてしまうし、「人の想い」というものを他よりも上位に置いて考えてしまうんだけど、
「人に食べられたい」やら「人のためになりたい」と生きている生き物は一つもない。
だから後ろめたく思うんじゃなくて、
だからこそ、
自分がしっかりと生きなければと思うわけです。
命の上に立っているからこそ、命に絶望しない、という、なんか、そんな
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