一年あっという間です。
今年も真っ暗の中、最後のおむかえまるしぇを迎え、
無事終了。
もう4年もやっていて、大して商売になるというわけでも無いし、
子ども達が代替わりしていき、お客さんが変わっていく中、
毎年、浸透していかなければどうしようと思うのですが、
一年のうちに徐々にお客さんが増え、味を知ってもらえる、
という基本的なサイクルを作ることが出来る貴重な場だと思っています。
なんていうか、会って、恋をして、別れる、みたいな?
いや、何言っているのか分からんか...
なんていうか、自然栽培で野菜を使っています、
なんていうと、本来の野菜の味の評価ではないところで、
過剰に評価してもらったりもする場合もあるわけで、
もちろんそれはありがたいのですが、
常連さんなどが増えていくと、少し不安になったりもするわけです。
(なんか卑屈だな、俺)
幸いなことに、僕の場合は、飲食店への販売もしているので、
味に関してはかなり的確に評価していただく機会もあり、
修正や反省も出来る環境にあるわけですが、
それでも、ぜんぜん知らないお客さんに1から勝負する機会があるというのは、
大事なことだと思っています。
そして、何より、
僕は子どもに甘い。
どうせ口にしてもらうんだったら、
未来を担う子ども達に口にしてもらいたい。
もし、お母さん、お父さんが、「忙しい」、
という理由で地元の農産物を子ども達が食べる機会が失われるのなら、
その問題に対し、少しでも何らかの役に立てていられるのなら、やってよかったと思います。
毎年、この貴重な機会を快く与えてくれている「あじさい保育園」さんや、
もちろん、一年お付き合いいただいたお客さんがたに感謝です。
ryo