Paca Kajero

うちの菜園の状況などを徒然に

冬は冬眠知識の吸収 その1

雪がなくならないことには、
ハウスの中で遊ぶくらいが関の山なので、
基本的に、冬の仕事は夏のための知識の吸収です。


確定申告?なにそれ?


特に所謂自然農法の場合には、
結構皆科学的根拠なし、思い込み、でやっていることが多いような現状だと思います。
その理由としては、
経済効果の薄い有機/自然農法を研究するメリットが少ないことと、
実践者が少ないために研究の成果反映がなかなかなされないこと、
などがあげられるのでしょうが...


もちろん諸先輩方の農法は、経験を基にしていることも多々あり、
大変勉強になるのですが、
それでもその土地の気候、土質、周辺環境、作付け等多くの要因に左右される農業の場合、
経験による一般化は、なかなか難しいものがあります。


ということで、僕は基本的には慣行農法や今ある研究資料を読んだりすることが多いですね。
今は有機物の施用による根圏微生物の影響、を調べています。


今は素人農業で堆肥撒いて、元肥にして、それで終わり・・・
みたいな大味なことをしていますが、
今年あたりから、作物ごとに少し変えながら施肥(もしくは有機物施用)をしていきたいと思っています。
「百姓は死ぬまで実験だ」、
とうちの師匠がよく言っています。
こういうのは、考えただけでうずうずしますね。


あと、「現代農業」、
夏場になかなか読む時間がないけれど、
読むとやはり面白い。
定期購読したいけれど、置き場がないよなぁ...


  ryo


やる気がなくても、空しかろうが、
とりあえず少しでも進もう。


「音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ。おいらの言っていることはわかるかい?
踊るんだ。踊り続けるんだ。なぜ踊るかなんて考えちゃいけない。
意味なんてことは考えちゃいけない。意味なんてもともとないんだ。」
(村上春樹 「ダンス・ダンス・ダンス」)