Paca Kajero

うちの菜園の状況などを徒然に

愛し合ってるかい?

うちの玉ネギ切れたけど、
今度のイベントと今度の地域の馬頭祭でいい玉ネギを使いたかったので、
Iくんところに押しかけ、玉ネギを譲ってもらう。
・・・おぃおぃすげ〜な...
半刻ばかり立ち話もしたのだけど、
さすが豊富な知識...
いや...僕だっていろいろ調べたり試行錯誤しているつもりなんだけどなぁ...
まだまだっすね。
刺激になって良いなぁ。
がんばろ。


で、話にもちょろっと出たけど、
「農法なんて、そんな大した問題じゃないよな」ってこと。
有機農法か、慣行農法か、
有機農法の中でも、○○農法じゃなきゃ駄目だとか、自然農法云々かんぬんとか...


ええ〜い! めんどくさいわ〜 (ちゃぶ台が返る)


もちろん、どんな仕事でも、ただ怠けたいとか、お金が入ればいいという人もいる。
そういうのはこの際置いといて、
農法に限らず、僕達は(とうちと他の農家さんを同じレベルには置けないけど)食べ物を作っている。
意識の高い〜きっとほとんどの農家さんは、より美味しいものだったり、クオリティーの高いものを目指している。
食べ物を通して、その先の未来を担おうとしている。
そうしたら、ただ、単純にさらに上をそれぞれのベストを尽くして行けばいいだけの話だよね?


協力できるところは、協力して、
刺激し合うところは刺激し合って、
どんどん際限の無い高みを皆で目指せばいいじゃん。


つまらないことは、全く意味が無い。


レノンも清志郎もボーダレスの社会を歌った。
その社会の実現は少し先になるかも知れないけど、
生きていくことの基本的なものの一つである食べ物を担う僕達がちっぽけな縄張り争いでいがみ合う暇は全くない。


***


と大きなことを考えてながら、
雨後で外仕事できないことをいいことに、
ハウスのウリ科果菜を片付け、こちらのハウスにこっそり種まき。
例年「採れたらラッキー」くらいののりで播いてるけど、
いつも失敗する奴らです。
それでも播くよ。


世界が明日終わるとしても、僕は小松菜の種を播くだろう


  ryo


愛し合ってるかい?