Paca Kajero

うちの菜園の状況などを徒然に

メンデルの法則

ハウスビニール張りは、お願いしていた業者さんの都合で延期となったので、
決算書作成→完成
温床の加温。
とうとう仕事開始です。

昨日いただいてきた豆をさっそく選別。
かびているのはもちろん、
しわがあるもの、サイズの小さいもの、色がくすんでいるものも、
取り除いていきます。
種用は販売用よりシビアです。
なぜなら、メンデルさんが見つけたメンデルの法則※のせいで、
形質が次世代に遺伝するようになってしまったからです。
もちろん、形質の決定は遺伝的要因だけでなく、環境要因との相互間関係によるものなので、
播種後の育成によって大きく変化します。
つまりなまけずに働けということです。


  ryo


※メンデルの法則のおさらい
今から150年位前にグレゴール・ヨハン・メンデルにより発見された一連の法則
ある対立する形質がありその一方が優性でもう一方が劣勢の場合、
優性ホモAA:表現型[A]と劣性ホモaa:表現型[a]を交雑した場合、
F1世代はすべてへテロAa:表現型[A]となり、
F1世代同士を交雑した場合、
F2世代は、Aa×Aa=AA:Aa:aa=1:2:1となるため、
表現型が[A]:[a]=3:1となる。
この表現型の発生する割合より優性、分離、独立という、
やや間違った法則(メンデルの法則)を発見し、以後の子供達を惑わすことになる。


そもそもメンデルは、えんどう豆の7つの対立形質の交雑により
この法則を発見したといわれているが、
実際は、自身の頭髪が薄かったことより、
ハゲ[Ha]とフサフサ[Hu]の表現型が、何らかの要因により法則的に発現するとの仮説を立て、
手当たり次第に子供を作ろうとしたが、妻に発覚し断念した。
皮肉なことに、HaとHuは対立遺伝子であるが伴性遺伝であったため、
自らの法則に対する反証となってしまっている。
彼はこの可能性にも気づいていたが、身の危険を感じ、自ら実証することは諦めた。