春が遅く、春先に計画していた小屋建てが頓挫。
ハウス建設も思うように行かず、こじれた果菜類がおおむね不調。
苗床もさらに改良の必要あり。
露地物は耕作面積が増え、多く作付けしたカボチャ、人参、トウキビが好調。
特にカボチャ、トウキビは鶏糞施用により、昨年よりも味が乗ったように思える。
昨年裏の畑にて鹿害によりほぼ全滅した豆類は、表の畑に移し無事収穫終了。
ただ今後面積を増やした場合、豆選りと、手豆以外は草取りが課題。
今年は直売日を減らし、個人販売日を設けたが、
おかげさまで、ほぼ終日がかりの配達となるほど注文をいただく。
これ以上増えたら配達日を増やさなければ対応できないほど。
定期的に購入してくださるお客様も増え、感謝。
自分でもできるかどうか半信半疑で取り組んだ地元ファーマーズマーケットは、
手探りながらも一年間やり遂げる。
ただ、出品期間中は一日16時間労働が続き、
このままだと早晩壊れますね。僕が。
来年以降も出させていただけるとありがたいのですが、
出品物の選定と僕の気力体力の限界の見定めが必要。
今年は周辺の施設整備を可能な限り行ったので、
来年以降は、この設備をどう効率よく動かしていくかが鍵となるであろう。
ryo
前から吹き付ける風に、
なんとか抗うように、体を前に倒し、ただ足元だけを見て進んだ一年でした。
途中から、風が吹いているのか、自分から倒れようとしているのかすら、
分からなくなり、
周りの空気が、気づかないほど少しだけ、
冷たく、重くなったように思います。
世の中はあせたようなモノクロームの世界で、
日がいくら変わろうとも、あいかわらず乾いたままです。
困ったものです。
そんなこんなで、とりあえず目の前にある仕事だけしていたら、
なんだか、去年より良い野菜が採れました。
困ったものです。