子どものころから、よく、
学校の教師や部活の先輩、お世話になっている方々や、知人、
近所で犬の散歩をするときに会う人や、雀荘の店員、
信号待ちで隣り合わせたサラリーマン風の男の人などに、
「ウサミはタイキバンセイだからな〜」とよく言われ、
「あぁ、俺ってタイキバンセイなんだ」
と子供心ながらにずっと思っていたのですが、
今冷静に振り返ってみると、
「お前は今はどうしようもないけれど、そのうちちゃんとしたニンゲンになれ」
ということをオブラートに包んで、飲みやすい形にして処方されていただけなのでは、
と、
まぁ、それはどうでもいいのだけれど、
世の中のことをうがってみるようになってしまったら、
僕もとうとう汚い大人の仲間入りだな、
なんて哀しい気分になります。
さらに、このごろは、とんと、誰もそんなことを言わなくなったところを見ると、
僕はもうすでに晩成の「晩」あたりの時期に差し掛かっているので、
誰もその言い回しが適当じゃないと思い始めているんだろうと、
これまた現実をつきつけられ、
また哀しい気分になるのでした。
誰かチラシ寿司作ってくれないかなぁ。
というわけで、やっとなり出した四角豆です。
ryo