Paca Kajero

うちの菜園の状況などを徒然に

とかくこの世は

智に働けば角が立つ、
情に棹させば流される、
意地を通せば窮屈だ、
兎角この世は住み にくいと
漱石さんが言ったことがわかるように、
なんとなくこの世は生きづらいのだけれども、
日がな一日草取りしていると、
それほど人に迷惑をかけるわけでもなく、
こんにゃくのような、無害無益の生き方が出来て楽なのです。


僕に抜き取られる雑草たちにとっては迷惑な話でしょうが、
僕は草をとり、一日年をとり、
にんじんは草から出て、一日生長しました。


今日も人と諍いをせず、
平和に過ごせました。
僕はいつも諍いたくないのですが、
よく人から疎まれるので、
困ったものです。


配達日だったので、山から下り、帯広の街に行き、
帰って、まだ日があったので、草刈をしました。
こちらは畑の道路っぷちを終え、道路に散乱した刈り払われた草を、
掃いたあと、達成感一杯で家路についたのですが、
よくよく見るとなんとなくうまく刈らさっていないところがボツボツとありました。
よくよく見てはいけない。


  ryo