過去二回の国政選挙での結果に、
あまりのこの国の国民のバランス感覚と政治に対する姿勢に幻滅したけど、
諦めない。
どの党に入れてもいいけど、
「入れるところがないから白票」
「どうせ結果が決まっているから投票に行かない」
なんてうそぶいている奴らは、
そんな程度の民度だから、海外から見て
中国や北朝鮮なんかの独裁国家と同レベルで語られる。
オランダ行った時に友人から
「日本ってデモクラシーされてるの?」
って。
されてないんだよ。形だけしか。
企業や宗教団体の組織票で当選する面々…
それでも少し前の自民党はもう少しバランス感覚があった。
が、なくなってしまい知的レベルの低い首相の方針に対する多数決の票数でしかなくなった国会議員に何の価値がある?
小選挙区制なので、ある意味正しいところはあるけど、
地方で聞かれるのは「○○さんは何とかをしてくれたから…」
今目の前にぶら下げられた餌を食べて、自分たちの子供たちやその後の世代を路頭に迷わせることは、
ひどく近視眼的な考え方だと思うし、生活に汲々としている人たちをもっと長い目で救うことができるのが政治だと思う。
日銀の国債保有額が増え続けているが大丈夫なのか?
アベノミクスのマジックとして行った年金の資産運用比率の見直しは大丈夫なのか?
本当にしずくは落ちてくるのか?
株価だけを偏重した数字のマジックにだまされていないか?
そして選挙で経済政策の成功を謳って他のことにあまり言及しないにもかかわらず、
数の力だけでまともな議論をせず、いままでの自民党政権が踏襲してきた慣習をも無視し物事を決定する。
今のこの国の政治は本当に民主主義か?
***
僕は政治の問題は一人ひとりが考える問題だと思っているんで、
それぞれ考えればいいと思うんだけど、
毎回の選挙で、与党にも野党にも入れたことがあるけれど、
僕は、今回は立憲民主党1本です。
それだと比例票が死ぬとか死なないの問題じゃなくて、
この政党を応援するのが今の時点ではベターな選択、というかそれ以外選択肢がないと思うので。
『BOTTOM UP DEMOCRACY』
長いので、枝野さんの部分だけ
いつも「選挙に行こう」とは書くことがあるけど、
今までの民進党(民主党)もたいして応援していなかったこともあって、
毎回投票先変わっていて、
「そんなの個人個人が考えることだよなぁ」
と思っていたけど、(そして個人個人が考えることだと思っているけど)
今回は無理にしても、今の首相は日本の恥が過ぎるし、
きちんと民衆に向き合って語ることのできる穏健保守かつリベラルな政党が絶対にこの国の民主主義に必要だと思うので。
今回の選挙で結果を残した後に、
労組をはじめ変な勢力の影響力を必要以上に受けないことだけは願いますが。
ryo