Paca Kajero

うちの菜園の状況などを徒然に

I can fly.

午前中、こまごまとした仕事をしながら、
昨日あらあら終えたハウスの仕上げの作業を行い、
あとは、天幕のビニール張るだけの状態にし、お昼に。


午後は、風が強いということで、他の仕事をしようとしていたのですが、
無風...
明日はまた風速6mなんて予報が出ているし、
明後日と明々後日は雨の予報が出ているので、
「今しかビニールを張るときはない、ここは迷うところではない」
と、
昼寝をしているSさんを起こし、手伝ってもらいながらビニール張り。
今度のハウスは、冬に上まで巻き上げてしまおうと、
天幕とすその巻上げを一体にしたPOにしたので、
巻き上げの直管をビニールの両端に留め、
両妻を留め、
2人でバンドを留めていきます。


やはり、正解。
今しかなかった。
明日からやっとナス植えられるぜ!


・・・


と、


風が吹いてきました...


風というより、


突風


風は容赦なく片方の妻のパッカーを散乱させ、
風上の方のすそが直管ごと僕のほうに飛ばされてきました。
僕は自分の側のビニールを直管ごと押さえながら、
天骨を越えて飛んできた反対側の直管もおさえ、


「お・ね・が・い・だ・か・ら、か・ぜ・や・ん・で・!!!」


と年甲斐もなく大声で叫びながらがんばっていましたが、
風は容赦なく吹きつけ、
そのまま、5mほど、


飛ばされました。


・・・生まれて初めて空を飛びました。


ライト兄弟と共感できそうなほどの興奮が冷めやらぬまま、
必死にSさんとビニールをまとめ、
(その後も何回か軽く飛ばされました)
今日は少し早いけれど、仕事を終えることにしました。


午後から延々と僕達は一体何をしていたのだろう?


Sさんに「すみません」と10回くらい謝りながら、
家路に着き、ちょっとセンチメンタルになった一日でした。


  ryo


そんなことより、
うちの玄関に花が飾られている。


***


オーストラリアで当時つるんでいた奴らが裸足で歩いていてそのままベットに入るのを見て、
「さすがにそりゃないだろ」
と思いつつ、2日後には自分も同じことをしていたことがある。


そんな自分は環境適応能力があることだけが自慢だったのに、


今の我が家の変化についていけていない気がする...