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日本マクドナルドの食育支援活動、デモ授業「食育の時間」

時事通信 2010年08月19日
 日本マクドナルドが支援し、NPO法人企業教育研究所が運営している食育に関するデモ授業「食育の時間」が8月3日、宮城県山元町の教職員研修大会で実施された。
 このデモ授業は、千葉大学教育学部の藤川大祐教授が中心となり開発した教育プログラムで、インターネットで閲覧できる形となっている。内容は、生徒への授業で使う「アニメーション」、生徒の理解をより深めるための「ゲーム」、教員向けの「専門家の話」、授業内で活用する「ワークシート」と4つのコンテンツで構成され、この日のデモ授業では、アニメーションの0時間目「朝ごはんってなぜ大切なの?」が行われた。
 山元町教育委員会の教職員135人が研修大会に参加。企業教育研究所の講師、和田翔太氏より冒頭「小学6年生になった気持ちで授業を受けて欲しい」と呼びかけがあり、参加者は授業中の質問に対して渋みの利いた落ち着いた声で、6年生らしい回答をしていた。
 授業を受けた教員は「食育は大切。これからコンピューターなどを取り入れ、子供たちの生活の見直しを図りたい」と今後の意気込みを語った。今回のデモ授業は、山元町立坂元中学校の渡邉裕之校長が「食に対して不安な現状があり、食育について全職員に学んでもらいたい」と考え、食育のデモ授業を依頼。日本マクドナルドの支援活動について渡邉校長は、「企業、官、学が合体した素晴らしい取り組み。とても感謝している」と述べた。
 日本マクドナルドは、食育支援活動を始めて5年目となる。デモ授業の年間回数は30回、約1000人の教員に実施。教員による授業回数は5年間で3000回を超えている。