Paca Kajero

うちの菜園の状況などを徒然に

1999.12.25 オーストラリア ガーニンバー

ベアトリッシュはとてもかわいい。
最後のZはTHの口でCEと発音するらしいが、
何度やってもできない。
スペイン恐るべし。
ところで今日はクリスマスと言うことで、
仕事は「プレゼント交換のプレゼントを作る事」とのこと。
やはり、ここは不思議なところだ。
クリスマス向けにいろいろな人が「帰って」きた。
そんな人たちを普通に受け入れていくことも、ここならではでしょう。
てなことで朝から木やらワイヤーを切り出して知恵の輪を創ってみる。
皆解けないでやんの。
勝ちだな。




(解説)
大学時代に逃亡していたオーストラリアで一番長くいたところがこの年のクリスマスを過ごしたこのWWOOFのファームでした。
この日記では皆戻ってくるなどと他人事のように書いているものの、僕も一年放浪して戻り組。
このファームは通常のWWOOFのファームと異なり、農作業だけでなく、子ども達のキャンプも行っていて、キャンプ場の整備や子ども達と乗馬や料理をすることなど多岐にわたっていました。だからWWOOFといえども一日中何かしていましたね。ホストの夫妻のほかに何家族か広大に敷地内に家を構えており、
ヒッピーや芸術家達の溜まり場になっていて、誰でも来たい人は勝手に来て勝手に生活するような感じでした。さすが個人主義のオーストラリアでも周りの農場からは奇異な目で見られていました。。。
やたらそっちの分野の多種多様な人たちがいたので、ヒッチの仕方、絵と感性について、自然との接し方、罠のはり方、小屋の建て方、シャーマニズム、本当の宴会、子ども達の感性への尊敬、もちろん作物の育て方まで何から何まで吸収することが多く。今の僕の原点はここでの生活だといっても過言ではないでしょう。まぁ、詳しくは他の日記を載せるときにでも。

ところで、このクリスマスの時にいたベアトリッシュという女の子。日記でもかわいいと書いていますが、そんな言葉じゃ表現できないくらいかわいかったですね。いままでモデルやなんかやっている子ともお付き合いしましたし、かなりかわいい子にも会っていますが、彼女は次元の違うところにいました。映像や写真も含めて今でもこの子以上にかわいい子にお目にかかったことありません。スペイン人とフランス人のハーフだった(はず)のこの子に、そこにいた10人くらいの野郎どもはことごとく参っていました。食事のときなど彼女の隣の席を巡ってちょっとした諍いが起きるほどでした。

そんな彼女ですが、なぜか僕のことが気に入ってくれたらしく、この日記も離れの倉庫の上の僕の個室―ーというよりほぼ住み着いていたので家みたいなものでした――にあがりこんでベットの上に彼女が座っている横で寝ながら書いたものですね。いや、自慢です。自慢。
だからといって別に何もなかったのですが、緊張して日記が短くなっていますね。青春です。

ところで僕が日記を書いていると横で暇だからと僕のノートを破り、彼女が書いた文がこれです。彼女は英語がそんなに堪能ではなかったので、何処かの既成の詩かも知れませんが、僕はいろいろなところにメタファーを感じてしまいます。ところどころ英語でない(と思われる)部分があるのは愛嬌です。

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Lavgh is a taking a risk that it like a silly.
Cry is taking a risk that the people can not understand you.
Love is taking a risk that your lover don't give you their love.
Go foward difjiwes goals is taking a risk to risk to jail.
Tell to everbody your feeling is taking risk to make as ridiwlovs.

But you have to take a risk ; the person take don't have a risk anything, don't have anything, don't do anything, won't be nobody.

The biggest danger in the life is not taking a risk.
So you know,you dicide.

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まだ続くのですが、僕への私信なので公開中しません。
この2日後に彼女はこのファームを発ちました。
どこかで女優でもしていたら面白いのに。

  ryo