Paca Kajero

うちの菜園の状況などを徒然に

日本の憲法 (2009.5.3)

憲法記念日なので日本国憲法について。
眠いので簡単に。

昨年仕事をやめてから、もう一度自分の周りの状態を知ろうと、
憲法民法を読んでみました。

憲法については、当然ある程度は知ってはいたが、
呼んでみて初めて知ったのは、その前文。
日本人の常識として皆知っているのかもしれないが、
自分には新鮮だったので。。。

*****引用(日本国憲法 前文)******

 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

*****引用(日本国憲法 前文) 終了******


『日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚』しているんですよ。青臭いといえば青臭いけれど、理想としては気高い理想です。「現実に合わない」、その背景から「押し付けだ」などとする意見もあるようだが、理想は追い求める目標。日本国民はこの憲法の下にあることを誇っても好いと思います。

『われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。』

自分達の行動がいずれ、日本、そして世界の平和につながることを祈って。。。

  ryo