なんとか、また一年乗り切りました!
今年は初めて常時雇用でAさんに入ってもらい、パートだけどほぼ毎日入っていただいていたYさん、コンスタントにお手伝いに来ていただいていたYさん&Hさん、そして僕がいない時で休みの日や自分の仕事終わった後に時間見つけて作業進めてくれたO君と、たいしたお給金お支払いできてないにもかかわらず、優秀なスタッフで仕事が進められて、今までになく物も充実して採れ、やはり蔬菜は人の力なんだなと思い知りました。
特にトマトはAさんとYさんのおかげて今までと同じで収量寄りの作り方に変えていないにもかかわらずコンスタントに週70kgくらいのペースで安定していて、良い感じでした。毎年僕の創り方が安定してないんで来年はわかりませんが笑
物が採れた分、多品目のうちでは今までの販売の形に無理があり、大きく流さなくてはならない部分あって、そうすると品目絞って効率的に作っている値段とは折り合い合わず、逆に経営的には厳しかったり、、、ここらへんは重点的に作るもの絞ったり、僕の営業力あげたり、、、課題が残る年でした。
とりあえず人見知りを克服しよう、、、
昨今の資材高騰と、人たくさん来てもらっているが上で人件費がひどいことになっていて、経営的には厳しいところです。まぁ、人件費に関しては今まで僕がボランティアだと思ってやっていた部分が多く、本当は誰かが仕事した分は野菜の値段に転嫁しなきゃなところなんですが、インフレトレンドがプラスの今にあっても消費者全体の理解ないので難しい問題ですね。
米の値段が上がって騒いだり、野菜の値段が100円上がって騒いだり、安い規格外求める民度なんで、、、
これはうちの問題ではなくて、社会全体で解決に当たらないと掛け声だけで一次産業に携わろうという人は減っていざるを得ないでしょうね、、、結局は自分たちに跳ね返るのにね。
そうだ、僕はイベント農家だったんだ。
ということで、菜園解放3回、圃場見学会、音楽祭、料理勉強会、謝肉祭、15周年祭とイベントばっかしてました。どれも仕事休んで赤字にしかならないので、本当に赤字の僕はやるべきじゃないよな、、、やりたくてやってるからいいんすけど。
横須賀さんお呼びして十勝で飲食の人たちに見てもらうのは、どうしてもやりたかったし、15周年祭は思っていた以上にたくさんの人に来ていただいたので、財布の軽さに反比例して満足感はあります。来年このペースでは絶対できないと思うけど、面白く生きなきゃ損なんでなんかやっていきます(大丈夫か?)
人増えた分、マネージメントとお金の心配のウェイトが高くなってしまい、野菜の自分なりのアプローチや条件分けしていろいろ試したり、、、というのがおろそかになっている気がします。もっと少しでも良い品質のものを(自分の基準でね)というものは常に持ってそこを軸にしてぶれないように仕事して行かねばと思ってます。
ryo
写真はマレーシアのジャングルで彷徨っていた時のもの。
地図(というかむしろ絵)では道になっていたんだけど、実際は首までの深さの川、たぶんそれでも浅瀬だから道なんだろう。ヒルがうじゃうじゃいるしワニもいるんだけど、道?。渡った先もゾウに踏み荒らされていてみちなんて全くなくて、結局ジャングルの真ん中で野宿した、、、
それでも引き返さずに渡んなきゃその先がどうなってるかわからんのだよね。
引き返す選択肢は絶えて久しい。